家造りでの外部要素として、私がいつも思い実行していることは、屋根を付けることです。(なぁーんだ、そんなことあたりまえのことじゃないか) そうです、あまりにあたりまえのことですが、私がいう屋根は、建物から出ている屋根のことです。
建物から屋根が出ていることを、通常は軒が出ているといいますが、この軒の出があることにより、雨露をしのぐことができ、光のコントロールが可能となります。なおかつ、屋根に勾配が付くことにより、建物の表情がでます。
建築の外観は、屋根:外壁:窓等の開口部によって構成されています。四角い箱状の建築には、その内屋根がありません。
私は、屋根のない建築ではなく、屋根も外観構成部位に入っている建築が好きです。